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今日のギフト:〈とらや〉の幸袋

あの人の笑顔が見たい。お世話になっている友達や家族、恋人に贈りたい、ちょっと楽しいプレゼントを毎日紹介。前回の「〈塩釜屋大家〉の鯛の塩釜焼き」も読む。

photo: Satoshi Nagare / text: Yoko Fujimori

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和菓子好きなあの人へ
美しく愛らしい佇まいに作り手の美意識が宿る

〈とらや〉の幸袋

室町時代後期に京都で創業し、約5世紀にわたり御所の菓子御用を務める和菓子屋。予約制の「特別注文品」の中には、明治45(1912)年にその菓銘が残る古い木型を用いた押物《幸袋》がある。

幅約13㎝、厚み約4㎝の立派なもので、巾着袋に菊花を配しためでた尽くし。巾着の口のひだ感や刺繍のステッチ、菊の花びらや葉脈など、見事なまでに立体的に表現されている。5日前までに予約を。

専用杉箱入り5,703円

とらや

TEL:03-3408-2331(赤坂店)

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